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施工管理へ転職成功する志望動機の書き方を解説!

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2022.06.21

施工管理へ転職成功する志望動機の書き方を解説!

施工管理は、建設業界の中でもトップクラスのスキルを要する仕事で、業界内でも需要が非常に高い職種となっています。

施工管理として建設業界への転職を希望する際には、志望動機をどのように書けばよいのか悩む方もいるかと思います。

本記事では、施工管理へ転職する際の志望動機の書き方やポイントについて紹介していきます。建設業界への転職を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

施工管理の仕事内容

ますは、施工管理の仕事内容についておさらいしていきます。

施工管理は、建設工事の現場監督として欠かすことのできない存在です。

業務内容をしっかりと理解して、自身の志望動機を明確にしていきましょう。

主な業務

施工管理の主な業務は、「工程管理」「品質管理」「安全管理」「原価管理」の4つがあります。

その中でも、竣工までのスケジュールを管理する工程管理と、作業が仕様通りに行われているかを確認する品質管理は、特に重要な業務です。

また、事故を起こさないための安全管理や、工事にかかる費用を予算内に抑える原価管理も欠かすことのできない業務です。

必要な資格

施工管理として仕事をするには、「施工管理技士」という国家資格が必要となります。

そのため、建設業界で働き経験を積むだけではなく、資格を取得する必要もあるのです。

また、「工程管理」「品質管理」「安全管理」「原価管理」の4つの業務をこなすためには、知識の習得だけではなく鋭い観察力や判断力も求められます。

向いている人

建物が完成するまでには多くの時間や労力がかかり、建物の規模に比例して施工に関わる人も数多くなります。

そのため、日々の業務をスケジュール通りに進めていく「管理能力」が必要です。また、建設業の現場では、職人や協力会社など、社内外を問わず幅広い年代や職種の人と仕事を進めていくため、「コミュニケーション能力」も非常に重要になってきます。

その他にも、プロジェクト全体を把握しながら他の人に指示を出したり、チーム全体を引っ張っていったりする「リーダーシップ」も求められるでしょう。

従って、全体をよく見ながら周りとうまくコミュニケーションを取れる人は、施工管理に向いている人と言えるでしょう。

向いてない人

前述の通り、施工管理には「管理能力」「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」が求められます。

そのため、スケジュール通りに業務を進められない人や、コミュニケーションが極端に苦手な人、優柔不断でリーダーシップが取れない人は施工管理の適正に乏しいと言えるでしょう。

未経験の場合

ここでは、未経験者が施工管理へ転職する際のポイントについて紹介します。企業が未経験者に求めていることや、アピールすべきポイントについて参考にしてみてください。

アピールするべきポイント

未経験者が施工管理として転職する場合、自身に適性があることをアピールする必要があります。

アピールするべきポイントには、「体力」「管理能力」「リーダーシップ」の3つがあります。

施工管理は、現場巡回や作業のチェックなどの屋外での業務も行います。繁忙時には早朝から夜間までの業務になることもあるため、最低限の体力は必要となるでしょう。

また、定められた期日までに工事を完成させるためには、作業を計画通りに進めるための管理能力が重要です。

その他、円滑に作業を進めるためには、リーダーシップも不可欠です。コミュニケーションを取りつつ、自分の意見をしっかりと伝える能力が必要となるでしょう。

これらの能力があることを示すことで、施工管理としての適性があることをアピールできるでしょう。

企業が未経験者に求めていること

未経験者からの応募を募集している企業では、未経験者を一から育てることを前提としています。

そのため、仕事に対する意欲や積極性を重視していることが多いです。また、いずれは施工管理技士の資格を取得してほしいと考える企業も多いため、資格取得に対する意欲についてもアピールするとよいでしょう。

なぜ施工管理なのかを明確にする

施工管理の仕事に興味を持ったきっかけや、その企業に応募しようと思った理由などは人によって異なります。

そのため、志望動機を書く際には「なぜ施工管理なのか」「なぜその企業なのか」を明確にしましょう。

経験者の場合

ここでは、経験者が施工管理へ転職する際のポイントについて紹介します。企業が経験者に求めていることや、アピールすべきポイントについて参考にしてみてください。

アピールするべきポイント

経験者が施工管理として転職する場合、これまで経験してきた施工現場や業務内容など、自身の経験を最大限にアピールしましょう。

その際に、これまでの経験から学んだことや、転職してどのような業務に活かしていけるのかを具体的に記載できると良いでしょう。

また、施工管理の現場では、顧客や職人と円滑にコミュニケーションを取っていく必要があります。

経験・未経験に関わらず、コミュニケーション能力があることをアピールすることは有効な手段の一つでしょう。

企業が経験者に求めていること

経験者からの応募を募集している企業では、これまでの経験をどのように活かせるのかを重視していることが多いです。

また、施工管理として、現場の作業員と円滑にコミュニケーションを図れるかも重視されます。

企業によっては、施工管理の資格の有無についても履歴書で確認することがあるため、保有資格などについても積極的に記載してアピールしましょう。

転職理由はポジティブに書く

経験者が志望動機を書く場合、前職の内容に触れることもあります。その際には、ネガティブな内容はなるべく避け、ポジティブな内容を書くようにしましょう。

「前職では希望どおり仕事ができなかった」といったネガティブな内容ではなく、「転職してこんな仕事がしたい」といったポジティブな内容にすることで、仕事に対して前向きであると評価されるでしょう。

志望動機の書き方

ここでは、志望動機を書く際のポイントについて紹介していきます。これらのポイントを踏まえることで効果的な自己PRができますので、志望動機を書く際の参考にしてみてください。

結論を先に書く

志望動機を書く際は、結論を先に書くようにしましょう。就職を希望する会社に対して、最も伝えたい内容を最初に明記することで印象に残りやすくなります。

読む人の印象に残ることにより、選考結果もよい結果が期待できます。

簡潔にわかりやすくまとめる

志望動機は、簡潔にわかりやすくまとめることがポイントです。

求職者の多くは、自分の気持ちや志望動機を全て書きたいと考えがちですが、整理のされていない冗長な文章では焦点がぶれてしまうこともあります。

そのため、採用担当者に伝えたいポイントを明確にし、記載する内容に優先順位をつけて簡潔に記載することを心がけましょう。

将来のビジョンを明確にする

採用する企業は、長く会社に貢献する人材を求めているため、将来のビジョンを記載することは重要です。

また、将来のビジョンが明確な人は、日々の業務においても意欲的に取り組むでしょう。

特に未経験の方は、施工管理の資格を取得するまでのプランを明確にすることで、会社へ貢献する気持ちや仕事に対する熱意をアピールすることができます。

なぜこの会社なのかを明確にする

なぜこの会社なのかを、志望動機には明確に記載するようにしましょう。

同じ建築業界であっても、様々な企業があります。その中でも、応募する企業を選んだ理由を明記することで、熱意を効果的に伝えることに繋がります。

そのためには、綿密な企業研究が必要となります。業界や競合他社の状況を丁寧に調べていくことで、志望する企業の強みや競争優位性が明確になります。

また、自身の適性に合っていることも、より強くアピールできるでしょう。

志望動機の例文

ここでは、志望動機の例文として一例を紹介します。未経験と場合と経験者の場合をそれぞれ掲載しますので、志望動機を作成する際の参考としてみてください。

未経験の場合

「私が御社を志望したのは、企業理念に魅力を感じたからです。幼いころから建築の仕事に興味があり、いつか自分も携わりたいと考えていました。職人としてではなく、施工管理として働こうと考えたきっかけは、1枚の図面から建物が完成し、お客様へ引き渡すまでの、全工程に携わることができるからです。

また、御社は顧客との対話を何よりも大事にし、顧客に寄り添った営業姿勢であると感じました。施工管理者になった際には、顧客や職人の方とのコミュニケーションを大事にし、日々の業務を着実に身につけ、顧客に納得して頂く成果を上げることで御社に貢献していきたいと考えます。」

経験者の場合

「御社を志望した理由は、エネルギー・インフラ・通信事業など、幅広い業種を手掛けている点に興味を惹かれたからです。

前職では、学校や病院、住宅等の新築工事・改修工事の施工管理業務に従事してきました。多くの業務を経験する中で、人と人の繋がりの大切さ、現場の厳しさや面白さを学びました。

これらの経験を活かして、更なるスキルアップを目指したいと考えました。また、資格取得についても自己研鑽を続け、今までよりも規模の大きな現場を手掛けてみたいと考えています。」

まとめ

本記事では、施工管理へ転職する際の志望動機の書き方やポイントについて紹介してきました。志望動機を書く際には、上手な文章を書こうとするよりも、自分の言葉で気持ちを伝えることが大切です。自分の気持ちや考えを文章にすることは、慣れないうちは難しいかもしれませんが、本記事でお伝えしたポイントを参考にぜひ挑戦してみてください。

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