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一級土木施工管理技士の難易度はどれくらい?勉強方法などをご紹介!

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2022.08.31

一級土木施工管理技士の難易度はどれくらい?勉強方法などをご紹介!

1級土木施工管理技士は、土木工事に欠かせない施工管理の国家資格です。建設業界では、高齢化や入職者の減少により、資格保有者のニーズがますます高まっています。

本記事では、1級土木施工管理技士の難易度や勉強方法について紹介していきます。

建設業界に従事されている方や、資格取得を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1級土木施工管理技士とは

1級土木施工管理技士とは、施工管理技士の国家資格の一つです。

一般財団法人・全国建設研修センターが検定を実施しています。

土木施工管理技士には1級と2級があり、取得すると主任技術者や監理技術者として、建設現場で管理業務に従事することができます。

土木工事の現場において、工程管理や安全管理を担うようになると、会社や周囲からも一目置かれるでしょう。

1級土木施工管理技士の仕事内容

1級土木施工管理技士の仕事内容には、「施工計画の作成」「作業工程の管理」「施工時の安全確保」「建設物の品質・コスト管理」などが挙げられます。

土木工事の現場は範囲が広く、工事関係者も多岐に渡るため、円滑なコミュニケーション能力が必要となります。

1級と2級の違い

1級土木施工管理技士と2級土木施工管理技士の違いには、担当できる業務の範囲があります。

1級施工管理技士は、主任技術者・監理技術者として配置することができるため、大規模な建設現場に携わることが可能であり、あらゆる分野の仕事を担うことができます。

これに対して、2級施工管理技士では、主任技術者として配置することが可能です。
主任技術者とは、外注総額が4,000万円未満の元請業者や下請に入る建設業者が、現場に配置する必要がある技術者です。

小規模から中規模の現場責任者として業務が行えるため、通常の施工管理者よりも幅広い業務に従事できます。

しかし、外注総額が4,000万円以上(建築一式工事の場合は6,000万円以上)の現場では、1級土木施工管理技士の資格取得が必須となります。

1級土木施工管理技士の年収は?

1級土木施工管理技士の年収は500万円~600万円2級土木施工管理技士の年収は300万円~400万円ほどと言われています。

土木工事会社では、実務経験によって給与が変わることが多く、1級取得者は実務経験が長い傾向にあるため、年収が高くなる傾向にあります。

また、2級土木施工管理技士の保有者は1級に比べて若年層が多いため、年収差の要因の一つとなっているようです。

その他、会社によっては資格手当を設けている場合もあり、資格を取得することで年収がアップするチャンスが増えるでしょう。

1級土木施工管理技士試験の難易度

1級土木施工管理技士の難易度はどの程度なのでしょうか。

1級土木施工管理技士は、第1次試験と第2次試験の両方に合格することで取得できる試験です。

ここでは、それぞれの試験の合格率や試験内容について紹介していきます。

1級土木施工管理技士試験の近年の合格率

1級土木施工管理技士試験の近年の合格率は、下表のとおりです。

第1次試験では毎年約30,000人~40,000人が受験しており、合格率は60%前後で推移しています。

令和3年度からは出題内容が変更されており、従来の学科試験で問われていた知識問題を基本として、実地試験で問われていた能力問題の一部が追加されています。

また、第2次試験では、毎年25,000人~30,000人が受験しており、合格率は35%前後で推移しています。

第1次試験の出題内容の変更に伴い、従来の学科試験で出題されていた知識問題の一部が、第2次試験に移行されました。

出題内容の変更はあったものの、令和3年度の合格率は平均よりも高い結果となりました。

第1次試験・第2次試験ともに、試験範囲をしっかりと勉強することで対応できる内容であったと言えるでしょう。

 

1級土木施工管理技士・第1次試験
年度 受験者数 合格者数 合格率
令和3年度 37,726   22,851   60.6%  
令和2年度 29,745   17,885   60.1%  
令和1年度 33,036   18,076   54.7%  

 

 

1級土木施工管理技士・第2次試験
年度 受験者数 合格者数 合格率
令和3年度 26,558   9,732   36.6%  
令和2年度 24,204   7,499   31.0%  
令和1年度 24,688   11,190   45.3%  

 

第1次試験の内容

1級土木施工管理技士の第1次試験は、学科試験が行われます。試験時間は、午前の部が2時間30分、午後の部が2時間となっています。

回答形式は全て四肢択一形式であり、合格基準は「全体の得点60%以上」かつ「施工管理法(能力問題)の得点60%以上」です。

第1次試験の出題内容や試験時間は下表のとおりです。

第1次試験・午前の部(試験時間:2時間30分)

科目 内容 出題数 解答数 解答形式
土木工学等 土木一般 15問 12問(選択) 四肢択一
専門土木 34問 10問(選択) 四肢択一
法規 法規 12問 8問(選択) 四肢択一

 

第1次試験・午後の部(試験時間:2時間)

科目 内容 出題数 解答数 解答形式
土木工学等 共通工学 4問 4問(必須) 四肢択一
施工管理法 施工管理法 16問 16問(必須) 四肢択一
施工管理法(能力問題) 15問 15問(必須) 四肢択一

 

 

第2次試験の内容

1級土木施工管理技士の第2次試験は、実地試験が行われます。試験時間は、3時間となっています。

回答形式は全て記述式であり、合格基準は「得点60%以上」であり、配点については公開されていません。第2次試験の出題内容や試験時間は下表のとおりです。

第2次試験(試験時間:3時間)

科目 出題数 解答数 解答形式
施工管理法 1問 1問(必須) 記述
2問 2問(必須) 記述
4問 2問(選択) 記述
4問 2問(選択) 記述

 

試験日程と受験手数料

1級土木施工管理技士の試験について、令和4年度の試験日程と受験手数料は下表の通りです。

受験申込はインターネットか書面のいずれかで行います。

初めて1級土木施工管理技術検定を受験する場合、受験資格等の審査があるため書面申込のみの受付となります。

受験手数料は、第1次試験・第2次試験ともに10,500円であり、1級土木施工管理技士の取得には合計21,000円の受験手数料がかかります。

なお、試験日程は諸般の事情から変更される可能性があり、主催団体である一般財団法人全国建設研修センターの公式サイトで、最新の情報を確認するようにしましょう。

 

第1次試験 第2次試験
申込受付期間 2022年3月17日(木)~

2022年3月31日(木)

2022年3月17日(木)~

2022年3月31日(木)

試験日 2022年7月3日(日) 2022年10月2日(日)
合格発表日 2022年8月18日(木) 2023年1月13日(金)
受験手数料 10,500円 10,500円

 

 

1級土木施工管理技士試験に合格するための勉強法

1級土木施工管理技士試験に合格するためには、どのようにして勉強を進めたらよいのでしょうか。

ここでは、試験勉強を効率的に進めるための方法を4つ紹介していきます。受験勉強の際の参考にしてみてください。

1級土木施工管理技士試験の過去問を解く

1級土木施工管理技士の第1次試験は、試験問題の大半が過去に出題された問題で構成されています。

そのため、過去問を繰り返す解くことで、本番で出題される問題の傾向と対策を把握することができます。

また、実際の試験時間や出題方法、回答用紙の形式などを確認しながら、本番の難易度を体感することができます。

1級土木施工管理技士試験の必須問題を優先的に勉強する

1級土木施工管理技士の第1次試験には、全問を回答しなければいけない必須問題」と、選択して回答する「選択問題」があります。

従って、受験対策をする上では、配点の高い必須問題を優先的に勉強していくことで、効率的に学習を進めていけるでしょう。

第1次試験は学習範囲が広いため、重点的に勉強する分野とそうでない分野とを分け、メリハリをつけて勉強していくことがポイントです。

他人に添削してもらう

1級土木施工管理技士の第2次試験は記述式の回答形式です。

第2次試験では、「自身が経験した土木工事の内容」「技術的な課題」などについて問われる問題が出題され、自身の言葉で実際に文章を書いて回答する必要があります。

そのため、自身の経験を簡潔に表現する文章力が無いと合格は難しいです。

第三者から文章を添削してもらうことで、指摘と修正を繰り返し、簡潔で伝わりやすい文章に磨きをかけることができます。

また、記述添削サービスを提供している会社もあるため、必要に応じて活用するのも選択肢の一つです。

勉強時間を確保するコツ

勉強時間を確保するためには、試験本番までのスケジュールを立てることが重要です。

「平日は2時間、休日は5時間学習時間を確保する」というようにして、無理なく実現できる範囲で明確なスケジュールを立ててみましょう。

また、スキマ時間を活用することも、勉強時間確保のコツの一つです。

通勤時間や始業までの時間、お昼休みなどを活用して、参考書や過去問に目を通すようにしましょう。

まとめ

本記事では、1級土木施工管理技士の難易度や勉強方法について紹介してきました。

建設業界では、高齢者の離職や若年層の入職者減少による技術者不足が問題視されており、1級土木施工管理技士の資格保有者に対するニーズはますます高まっていくことが予想されます。

また、資格を取得することで「業務の幅が広がる」「年収がアップする」など、多くのメリットが得られます。

建設業界に従事されている方は、将来のキャリアアップを視野に入れ、ぜひ資格取得に挑戦してみましょう。

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