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土木施工管理技士の過去問の分析と勉強方法まとめ!

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2022.09.15

土木施工管理技士の過去問の分析と勉強方法まとめ!

土木施工管理技士は、土木工事の施工管理を行う国家資格です。

建設業界では、高齢化や入職者の減少により、資格保有者のニーズがますます高まっています。

本記事では、土木施工管理技士の過去問や勉強方法について解説していきます。

建設業界に従事されている方や、これから土木施工管理技士の資格取得を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

土木施工管理技士資格を取りたいなら

土木施工管理技士を取得するためには、どのようなポイントがあるのでしょうか。

ここでは、特に需要なポイントについて3つ紹介していきます。

勉強時間を確保する

土木施工管理技士の合格に必要な勉強時間は、1級で500時間~600時間、2級で400時間程度は必要とされており、社会人にとって仕事をしながら勉強時間を確保することは非常に難しいです。

試験当日までの期間から1日に必要な勉強時間を逆算し、スケジュールをしっかりと調整する必要があります。

効率よく勉強する

土木施工管理技士に合格するためには、限られた時間で効率よく勉強することが重要です。

そのため、通勤時間や昼休みなどのスキマ時間を効率的に活用するなど、勉強を効率よく進めるための工夫が必要となります。

また、事前にスケジュールをしっかりと立てて、計画的に学習を進めていくことも重要となります。

過去問を何度も解く

土木施工管理技士も他の資格試験と同様に、過去問から出題されることも少なくありません。

そのため、テキストの内容を理解したら、過去問を解く事を中心に勉強を進めていきましょう。

間違えた問題をテキストで再確認し、再度過去問を解くというサイクルを繰り返し、知識の定着を図りましょう。

どんな方法で勉強する?独学と資格学校の比較

土木施工管理技士の資格を取得する上で、どのような方法で勉強を進めていくかは非常に重要なポイントです。

選択肢としては資格学校・通信講座・独学の3種類に大別されます。ここでは、それぞれの選択肢のメリット・デメリットについて紹介していきます。

資格学校に通った場合の金額とメリット・デメリット

資格学校に通った場合、学科・実地対策でそれぞれ20万円程度の受講費用がかかります。

資格学校に通うメリットには、長年の実績やノウハウを反映したテキストによって効率的なカリキュラムで学ぶことができる点があります。

カリキュラムに沿った学習を進めることで、必然的に実試験の出題範囲を重点的に学ぶことができます。

また、施工経験記述などに関しては、講師に添削指導してもらえるため、反復的に練習することで書き方のコツが理解できます。

一方、資格学校に通うデメリットには、仕事が不規則な場合は継続することが難しい点があります。

資格学校のカリキュラムは決まったスケジュールに沿って進むため、現場対応なので通学できない日が続くと、その分だけ勉強が遅れてしまいます。

また、受講費用が高額である点もデメリットの一つとして挙げられます。

通信講座に通った場合の金額とメリット・デメリット

通信講座に通った場合、25,000円~50,000円程度の受講費用が一般的です。

通信講座に通った場合のメリットには、資格学校と同様に実績に裏打ちされた教材(DVD・eラーニング等)によって効率的に勉強を進められる点にあります。

また、資格学校とは異なり決まった日時に通学する必要がないため、空き時間を活用した勉強やeラーニングを活用した移動時間やスキマ時間での学習が可能です。

資格学校と比較して受講費用が安い点もメリットの一つに挙げられます。

一方、通信講座に通った場合のデメリットには、自分でスケジュールを管理して計画的に勉強を進めていく必要があるため、人的サポートがないと途中で投げ出す恐れがある点です。

また、施工経験記述の添削は、資格学校のきめ細やかさには劣るでしょう。

独学の場合の金額とメリット・デメリット

独学で勉強を進めて場合、テキストや問題集の購入代金として10,000円程度の費用がかかります。

独学で勉強を進めた場合のメリットには、実績に裏付けられたテキスト・問題集を使用して自分のペースで勉強を進められる点にあります。

また、資格学校や通信講座と比較して学習費用を大幅に抑えることができます。

一方、独学で勉強を進めた場合のデメリットには、受験までの長期間に渡ってスケジュール管理を行わなければならない点や、モチベーションを自ら維持しなければならない点、苦手分野の理解に時間を要する可能性がある点などが挙げられます。

勉強手段を選ぶ際に考えること

前項では、土木施工管理技士の勉強方法とメリット・デメリットについて紹介していきました。

それでは、実際に勉強手段を選択する際にはどのような点について考えれば良いのでしょうか。それぞれ紹介していきます。

勉強にかけられる予算はどのくらいあるか

勉強にかけられる予算は、勉強手段を選択する上でも重要なポイントです。

資格学校・通信講座・独学の3種類では、必要となる予算も大きく異なります。

自身がかけられる予算はどれくらいなのかを精査して選択するようにしましょう。

勉強スケジュールの自己管理はできるか、モチベーションが続くか

独学で勉強を進める場合、スケジュール管理やモチベーション維持を全て自分で行っていく必要があります。

これらを自分で行うのが難しいと感じた場合、資格学校や通信講座の活用をおすすめします。

資格学校や通信講座であれば、定められてカリキュラムに沿って勉強を進めていくため、スケジュール管理を行う必要がありません。

また、講師や共に受験する仲間とのコミュニケーションを通じて、モチベーションを維持することも可能です。

仕事をこなしながら確保できる勉強時間はどれくらいか

日々の仕事をこなしながら確保できる勉強時間を考えることも大切です。

仕事が不規則でまとまった時間が取りづらい場合、決まったカリキュラムで勉強が進んでいく資格学校に通うのは難しいかもしれません。

通信講座の活用や独学によって、スキマ時間を活用した効率的な勉強をおすすめします。

一方で、毎日コンスタントに学習時間を確保できる場合は、資格学校に通うことも選択肢の一つです。

長年のノウハウに基づいた効率的な学習カリキュラムと、充実した施工経験記述の添削指導によって合格までの距離が縮まるでしょう。

現段階での知識や経験はどのくらいか

現段階での知識や経験を踏まえ、合格までの距離を逆算することも重要です。

既に実務経験を重ね相応の知識を有している場合、独学で過去問を複数回解くだけで合格する可能性もあります。

一方、経験や知識が足りず実務経験にも偏りがある場合、資格学校や通信講座を活用して基礎から網羅的に勉強を進めることをおすすめします。

独学でも、資格学校でも、勉強に使うのは過去問!

土木施工管理技士の試験は、問われ方に多少の違いはあるものの、過去問からの出題が大半です。

そのため、資格学校・通信講座・独学のいずれで学習を進めたとしても、いかに過去問を繰り返し解き出題範囲と出題傾向を理解しているかが重要となってきます。

過去問を手に入れる

土木施工管理技士の過去問は、一般財団法人全国建設研修センターで公開されています。下表にリンク先をまとめていますので、学習を進める際の参考としてください。

まとめ

本記事では、土木施工管理技士の過去問や勉強方法について解説してきました。

建設業界で働く方にとって、土木施工管理技士を取得することは多くのメリットがあります。

モチベーションを維持して勉強時間を確保し、地道に参考書や過去問を解いていくことが、合格への最短の近道です。

土木施工管理技士試験は、独学でも対応可能な試験です。

勉強時間を確保して過去問を繰り返し解くことで、必ず合格できる資格です。

建設業界に従事されている方は、将来のキャリアアップを視野に入れ、ぜひ資格取得に挑戦してみましょう。

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